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「すみせごの贄」読書感想 ~さっきの声はこの世のものではない~

「すみせごの贄」読書感想 ~さっきの声はこの世のものではない~ ホラー
「すみせごの贄」読書感想 ~さっきの声はこの世のものではない~
  1. 「すみせごの贄」読書感想 ~さっきの声はこの世のものではない~
    1. すみせごの贄 意外と知らない話
    2. 「すみせごの贄」情報
      1. 📖 あらすじ
    3. 比嘉姉妹シリーズ
      1. 比嘉姉妹シリーズ第一弾「ぼぎわんが、来る」読書感想 ~あんなえらいもん呼ばな来ぉへんやろ~
      2. 比嘉姉妹シリーズ第二弾「ずうのめ人形」読書感想 ~人形が入っている気がして~
      3. 比嘉姉妹シリーズ第三弾「ししりばの家」読書感想 ~僕はおかしいあの家に入ざざざあああああああてからずっとおかしい~
      4. 比嘉姉妹シリーズ第四弾「などらきの首」読書感想 ~生きていた頃もろくに脳を使っていなかったようだなお前ら~
      5. 比嘉姉妹シリーズ第五弾「ぜんしゅの跫」読書感想 ~忘れたはずの経験も悲惨な末路も全て克明に残酷に~
      6. 比嘉姉妹シリーズ第六弾「ばくうどの悪夢」読書感想 ~ばくうどのあるじはだんらのおう~
      7. 比嘉姉妹シリーズ第七弾「さえづちの眼」読書感想 ~そしてあなたは不自然なまでに健康でいらっしゃる~
      8. 比嘉姉妹シリーズ第九弾「ざんどぅまの影」読書感想 ~力のあるなしは関係ない。弱い人のために、恐ろしいものに立ち向かう彼女は本物だ~
      9. すみせごの贄
    4. 澤村伊智さん 楽天BOOKS 人気ランキングベスト10
    5. 読書感想記録を始めたきっかけ
      1. 「チラックススタイル(Chillax Style:ちらっくすすたいる)」

「すみせごの贄」読書感想 ~さっきの声はこの世のものではない~

最恐比嘉姉妹シリーズ8巻目!短編集としては第3弾!2025年1月時点最新作。いつもの訳の分からないタイトルが既に恐いですね。

「たなわれしょうき」
狙いを定めて、追いかけてくるほどに何かを完全に呼び覚ましてしまったのかもな…
私も念のため、滋賀県に伝わる四本腕の鍾馗像たなわれしょうき、を買っておこうかなと思いました。あと作中の、こんな罵倒語があるのかって勉強になる。というくだりの罵倒語がどんな言葉か気になりました(笑)

「戸栗魅姫の仕事」
新キャラのYouTuber悪霊退散工房 戸栗魅姫がインチキ霊能者でダメな役割だと思いきや、同じ嘘つきとして怪異の孤独に気付いて意外な活躍を魅せます♪

「火曜夕方の客」
毎週火曜に現れる痩せた女性客の謎を追うカレー店主の怪談。人の声帯から発せられる空気の振動ではない…来てもらっては困るお客様に来られてしまったカレー店主が不憫です…。

「くろがねのわざ」
特撮業界の裏側とある映画にまつわる恐怖を描く物語。特殊メイク・造形師である鉄成男は自分の仕事に殉じたんや、自分の芸術と心中したんや…問題の写真が大怪我をした一葉の全身を覆う見事な肉襦袢だと気づく…。

「とこよだけ」
無人島「床代島」を訪れた調査チームが体験する異変。叙述トリックが見事な短編でした。事件後に野崎は琴子から、ああした場所には二度と行かないようにと強く釘を刺されます。

「すみせごの贄」
アノ辻村ゆかり登場!惨劇の予感しかしません…

すみせごの贄 私的ランキング
火曜夕方の客>とこよだけ>たなわれしょうき=戸栗魅姫の仕事>すみせごの贄

比嘉姉妹シリーズ 私的ランキング
ぼぎわんが、来る>ずうのめ人形>ししりばの家>ばくうどの悪夢>さえづちの眼>などらきの首=ぜんしゅの跫=すみせごの贄

すみせごの贄 意外と知らない話

澤村伊智の人気ホラー「比嘉姉妹シリーズ」の短編集『すみせごの贄』(角川ホラー文庫)には、ファンでも驚くような執筆秘話や、鋭い読者でないと見落としがちな設定・叙述トリックが隠されています。
意外と知られていない、または深く読むと気づく4つの裏話・注目ポイントをまとめました。

1. 表題作は「Twitter(現X)でのつぶやき」から生まれた
表題作の『すみせごの贄』は、シリーズ長編『ずうのめ人形』に登場した料理研究家・辻村ゆかりが料理教室のゲストとして謎解きをする異色作です。
著者である澤村伊智氏が、Twitter上に何気なく「辻村さんがお料理教室で生徒に喋ってるうちに怪談ミステリになるワンシチュエーションものを書きたい」と投稿したところ、それを見た編集者にすぐに見つかり、本当に執筆することになったという誕生秘話があります。

2. 「とこよだけ」に仕掛けられた強烈な叙述トリック
収録作の「とこよだけ」は、無人島(床代島)を舞台にしたお話ですが、読者を欺く大胆な仕掛け(叙述トリック)があります。
作中、オカルトライターの野崎とともに真琴が島へ同行しているように描かれますが、実は真琴は入院中であり、島にいたのは野崎が見ていた幻影(イマジナリー存在)でした。野崎自身はそれが幻だと自覚した上で行動していましたが、初見の読者の多くが「二人が一緒に事件に挑んでいる」と騙される巧妙な構成になっています。

3. 「とこよだけ」の題名は名作ホラー映画へのオマージュ
「とこよだけ」というタイトルは、舞台となる「床代島(とこよじま)」に掛かっているだけでなく、1963年のカルト的キノコホラー映画『マタンゴ』へのオマージュとして名付けられています。作品自体も、近年のドキュメンタリー風ホラー(モキュメンタリー)のエッセンスが取り入れられた実験的な一編です。

4. 料理研究家・辻村ゆかりの「恐ろしい裏の能力」
『ずうのめ人形』や本作を読んだだけでは単なる「鋭い観察眼を持つ一般人」に見える辻村ゆかりですが、実は「彼女の発する言葉には、現実を歪めて怪異を引き寄せてしまう力」が備わっています。
作中で彼女が披露する鮮やかな謎解きは、ただ人間の悪意を暴くだけでなく、その言葉自体が決定打となって怪異を確定させてしまうという、人間離れした恐怖の裏設定が存在します。


「すみせごの贄」読書感想 ~さっきの声はこの世のものではない~

「すみせごの贄」情報

『すみせごの贄』(すみせごのにえ)は、澤村伊智による日本のホラー小説で、大人気「比嘉姉妹シリーズ」8作目にして短編集第3弾です。2024年3月22日にKADOKAWA(角川ホラー文庫)から発売されました。

📖 あらすじ

オカルトライターの野崎昆や霊能者の比嘉真琴らが関わる怪異のほか、過去作のキャラクターが再登場するエピソードが収録されています。

「たなわれしょうき」
いじめで不登校になった中学生が、野崎の滋賀県取材に同行。手が4本ある独特な鍾馗(しょうき)の像がある土地で、不気味な影に襲われる。

「戸栗魅姫の仕事」
ニコチン依存で黒手袋をした女性が、浴衣と羽織姿で登場(笑)。インチキ霊媒師と教育者の責任をめぐるエピソード。

「火曜夕方の客」
「あの客の正体は幽霊なのか」という謎を巡り、真琴と野崎が調査に乗り出すが…カレー専門店に毎週火曜日に現れ、二人前を買い一口だけ食べて持ち帰る謎の客の正体を追う。

「くろがねのわざ」
特撮・特殊メイク界のカリスマ造形師の秘密とプロ意識に焦点を当てた物語。鉄の「プロ魂」に反するような不可解な仕事の裏を谷村が調べていくうちに、壮絶な執念と怨念、そして恐怖が明らかになっていきます。

「とこよだけ」
ホラー映画の名作として知られる『マタンゴ』へのオマージュとして執筆されており、真琴と野崎の関係性が描かれる、会話の噛み合わなさから狂気が漂う一編。読者を鮮やかに騙す仕掛けが高く評価されています。

「すみせごの贄」
比嘉姉妹シリーズ 表題作。『ずうのめ人形』に登場した料理研究家・辻村ゆかりが、「すみせご」という謎のうわ言を残して失踪した高級料亭の元料理長代理講師としてやって来て、ゆかりの鋭い弁舌が料理教室内の歪んだ人間関係をあぶり出していきます。

比嘉姉妹シリーズ

比嘉姉妹シリーズ第一弾「ぼぎわんが、来る」読書感想 ~あんなえらいもん呼ばな来ぉへんやろ~

「ぼぎわんが、来る」読書感想 ~あんなえらいもん呼ばな来ぉへんやろ~
Chillax Style | チラックススタイル「ぼぎわんが、来る」読書感想 ~あんなえらいもん呼ばな来ぉへんやろ~ 綾辻行人・貴志祐介・宮部みゆきら絶賛の第22回日本ホラー小説大賞受賞作!私好みの物語である比嘉姉妹シリーズ第一作。タイトルが既に怖いですよね…3つの視点から描かれていて、異なる視点では各人物像もまた違った面が発見されたり、また御守りの謎解きが秀逸でした。

比嘉姉妹シリーズ第二弾「ずうのめ人形」読書感想 ~人形が入っている気がして~

「ずうのめ人形」読書感想 ~人形が入っている気がして~
Chillax Style | チラックススタイル「ずうのめ人形」読書感想 ~人形が入っている気がして~ このシリーズは毎回お約束の様に訳の分からないタイトルがなんだかもう既に恐いです… 山本周五郎賞候補!比嘉姉妹シリーズ!作中作の都市伝説に比嘉姉妹が!? 澤村伊智さん+日本人形=恐怖でしかないですよね(笑)同じ日本人形が題材でも藤崎翔さんのコミカルな描写が多い「お梅は呪いたい」シリーズとは全く異なります(笑) ずうのめ人形の謎を作中作の比嘉姉妹は気付いていたが…絶対に解けないずうのめ人形の呪い!信じるか信じないかはあなた次第です♪

比嘉姉妹シリーズ第三弾「ししりばの家」読書感想 ~僕はおかしいあの家に入ざざざあああああああてからずっとおかしい~

「ししりばの家」読書感想 ~僕はおかしいあの家に入ざざざあああああああてからずっとおかしい~
Chillax Style | チラックススタイル「ししりばの家」読書感想 ~僕はおかしいあの家に入ざざざあああああああてからずっとおかしい~ またもや訳の分からないタイトルが怖い、比嘉姉妹シリーズ! 比嘉さんもおかしざざあああああああああ頭の中でざざざああああああああああああ… 文章も何だかヤバいです…私は砂に対してはクロコダイルや我愛羅で、かなり耐性高いです!とか思っていました…定番の幽霊屋敷モノですが、誰にでもあるであろう砂の舌触りの記憶がリアリティな恐さを倍増!!カタルシス場面は作中最強のキャラクターである比嘉琴子のピンチに、ピイイーと指笛が夜の住宅街を貫いて消えたシーン!!! ぼぎわんがキタ━━(☆∀☆)━━!!!いやいや、ぼぎわんVSししりばも見たいですが(笑) 作中のタイポグラフィクションは3ヶ所ですかね?

比嘉姉妹シリーズ第四弾「などらきの首」読書感想 ~生きていた頃もろくに脳を使っていなかったようだなお前ら~

「などらきの首」読書感想 ~生きていた頃もろくに脳を使っていなかったようだなお前ら~
Chillax Style | チラックススタイル「などらきの首」読書感想 ~生きていた頃もろくに脳を使っていなかったようだなお前ら~ 日本推理作家協会賞短編部門賞受賞作品。 本編の前日譚となる短編集で、比嘉姉妹や野崎、リホ等が登場しますが、いずれも伏線の回収が見事ですね。 私的には居酒屋脳髄談義が一番でした、ドグラ・マグラや荘子を引用した議論での理詰めから最期のセリフまで決まってましたね!何故か冴えている晴海が誰も知らない同僚の過去を議論で持ち出す辺りでギューンと面白さ度急上昇! しかし首を取り戻したなどらきは…新たなる怪異と惨劇の予感が♪

比嘉姉妹シリーズ第五弾「ぜんしゅの跫」読書感想 ~忘れたはずの経験も悲惨な末路も全て克明に残酷に~

「ぜんしゅの跫」読書感想 ~忘れたはずの経験も悲惨な末路も全て克明に残酷に~
Chillax Style | チラックススタイル「ぜんしゅの跫」読書感想 ~忘れたはずの経験も悲惨な末路も全て克明に残酷に~ 表題作のぜんしゅの跫をトリとした短編集! 今度は2体!?鏡が出てきただけで怖いのが澤村伊智作品… 鏡編での真琴の暗示とは? 赤い学生服の女子編で友人のピンチに夢の世界へ颯爽と現れたのは大人になった美晴!? 2015年ぼぎわんが、来るから始まった比嘉姉妹シリーズ2021年最新作まで読了!早く続編が読みたいですね♪

比嘉姉妹シリーズ第六弾「ばくうどの悪夢」読書感想 ~ばくうどのあるじはだんらのおう~

「ばくうどの悪夢」読書感想 ~ばくうどのあるじはだんらのおう~
Chillax Style | チラックススタイル「ばくうどの悪夢」読書感想 ~ばくうどのあるじはだんらのおう~ 最恐!比嘉姉妹シリーズ6作目はエルム街の悪夢ばりの展開!?土俗ホラーや日本神話を題材とした大きな流れの中に田舎の狭い人間関係が描かれて読者を襲う誰もが持つ人間の嫌な面を見せ付けられます…

比嘉姉妹シリーズ第七弾「さえづちの眼」読書感想 ~そしてあなたは不自然なまでに健康でいらっしゃる~

「さえづちの眼」読書感想 ~そしてあなたは不自然なまでに健康でいらっしゃる~
Chillax Style | チラックススタイル「さえづちの眼」読書感想 ~そしてあなたは不自然なまでに健康でいらっしゃる~ 最恐!比嘉姉妹シリーズ7作目はミステリー色の濃い中編3作。2023年6月時点最新作。全体的に理不尽な展開で後味は悪いですが…面白く読めます。

比嘉姉妹シリーズ第九弾「ざんどぅまの影」読書感想 ~力のあるなしは関係ない。弱い人のために、恐ろしいものに立ち向かう彼女は本物だ~

「ざんどぅまの影」読書感想 ~力のあるなしは関係ない。弱い人のために、恐ろしいものに立ち向かう彼女は本物だ~
Chillax Style | チラックススタイル「ざんどぅまの影」読書感想 ~力のあるなしは関係ない。弱い人のために、恐ろしいものに立ち向かう彼女は本物だ~ 第17回山田風太郎賞候補作。最恐比嘉姉妹シリーズ8作目は長編2026年8月時点最新刊!お約束の?訳が分からないタイトルが既に恐いです(笑)

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読書「すみせごの贄」でチラックススタイル📖

読書感想記録を始めたきっかけ

2021年コロナ禍の頃は、皆さんどうお過ごしでしたでしょうか。

私は元々SF、ミステリー、ホラー系の小説が好きでしたので、スマホで読書記録をメモしながら読み始めました。現在も時間があれば様々なジャンルの本を読んでいます。
皆さんのオススメの本があればぜひ教えて下さいね。

コロナ禍は終わりましたが、2026年10月25日(日)現在の皆さんの読書のヒントになれば幸いです。

2021年コロナ禍の頃から始めた自炊47都道府県B級グルメもぜひ読んでみて下さい。
Chillax Style Cooking | 自炊チラックススタイル

「チラックススタイル(Chillax Style:ちらっくすすたいる)」

英語の「Chill」と「Relax」を組み合わせた造語で「落ち着く・くつろぐ」を意味するChill(チル)と、緩めるを意味するRelax(リラックス)を掛け合わせた、気取らずにゆったりと過ごす快適なライフスタイルの事です。

ファッションのみならず、日々の出来事、プログラミング、デザイン、グラフィック、資格、読書、料理、ガーデニング、居酒屋、立ち飲み、ネイチャー、旅行etc快適なライフスタイルを過ごす為の情報を東京吉祥寺から発信しています。


Chillax Style | チラックススタイル管理人 七祥 タケヤ(Takeya Nanasho)

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