「ししりばの家」読書感想 ~僕はおかしいあの家に入ざざざあああああああてからずっとおかしい~
またもや訳の分からないタイトルが怖い、比嘉姉妹シリーズ!
比嘉さんもおかしざざあああああああああ頭の中でざざざああああああああああああ…
文章も何だかヤバいです…
私は砂に対してはクロコダイルや我愛羅で、かなり耐性高いです!とか思っていました…定番の幽霊屋敷モノですが、誰にでもあるであろう砂の舌触りの記憶がリアリティな恐さを倍増!!カタルシス場面は作中最強のキャラクターである比嘉琴子のピンチに、ピイイーと指笛が夜の住宅街を貫いて消えたシーン!!!
ぼぎわんがキタ━━(☆∀☆)━━!!!いやいや、ぼぎわんVSししりばも見たいですが(笑)
作中のタイポグラフィクションは3ヶ所ですかね?
ししりばの家 意外と知らない話
澤村伊智によるホラー小説『ししりばの家』は、比嘉姉妹シリーズの長編第3作(単行本としては4作目)であり、ファンでも意外と見落としがちな設定や制作裏話がいくつか存在します。
本作にまつわる「意外と知らない面白い事実」をまとめました。
1. 「家モノ」は編集者からのリクエスト
澤村伊智の代名詞とも言える怪異のひらがな4文字シリーズ(『ぼぎわん』『ずうのめ』など)ですが、本作のテーマは最初から決まっていたわけではありません。編集者から「家モノ(幽霊屋敷もの)ホラーを書いてほしい」という具体的な依頼を受けて誕生した作品です。
2. ホラー界の巨匠への「オマージュ」が含まれている
本作を文庫化する際、解説を担当したのは『幽霊屋敷』ホラーの名手として知られる作家の三津田信三です。三津田は解説の中で、澤村本人から「三津田作品に対するオマージュを早いうちに試みておきたかった」という旨の意図を聞かされたことを明かしています。巨匠へのリスペクトが作中の不気味な屋敷の描写に活かされています。
3. 最強の怪異「ししりば」の意外すぎる弱点
作中で圧倒的な恐怖として描かれる「ししりば」ですが、終盤で「爆弾」と「犬」に弱いという非常に物理的・現実的な弱点が判明します。おぞましい呪いやスピリチュアルな力だけでなく、犬という身近な動物に追い詰められる展開は、従来のホラーの常識を覆すユニークな設定です。
4. 単なる怪談ではなく「狂った日常(当たり前)」の恐怖
物語の最大の恐怖は、怪異そのものよりも「人間側の認識の歪み」にあります。
家の中に不自然な砂が大量に積もっているのに、住人はそれを普通のこととして受け入れている。
家族が死ぬと、ししりばが「別の人間(赤の他人)」を連れてきて補充し、周囲もそれを当然のように受け入れる。
この「異様な状況が日常(当たり前)になってしまう」という人間の心理的ホラーが、作品の裏のテーマとなっています。
5. 比嘉琴子の「過去」が垣間見える重要作
シリーズを通して最強の霊媒師として君臨する比嘉琴子ですが、本作では彼女の過去や人間らしさにスポットが当たります。無敵に見える琴子が絶体絶命の危機に陥るなど、彼女のキャラクター性をより深く知るためにも、ファンにとって外せない一冊となっています。

「ししりばの家」情報
『ししりばの家』は、映画化もされた『ぼぎわんが、来る』で知られるホラー作家・澤村伊智氏による長編ホラー小説です。本作は、最強の霊能者・比嘉琴子(比嘉姉妹シリーズ)が怪異に立ち向かう「比嘉姉妹シリーズ」の第4作目(長編としては3作目)にあたります。
「ししりばの家」基本情報
著者:澤村伊智単行本発売:2017年
文庫本発売: 2020年1月23日(角川ホラー文庫) テーマ:幽霊屋敷(ハウスホラー)
「ししりばの家」あらすじ
夫の転勤で東京へ引っ越してきた笹倉果歩は、都会の生活に馴染めず孤独を感じていた。ある日、偶然再会した幼馴染の平岩の家に招かれ、彼の家族と交流することで心が癒やされていく。しかし、その平岩邸には奇妙な点があった。家の中で聞こえる「さああ」という謎の音、そして部屋のあちこちに散る不気味な砂。果歩が怪異を訴えても、平岩は「異常はない」と断言する。
一方、かつてその家に関わったことで「脳を砂に侵食される感覚」に苦しむ男の元に、霊能者・比嘉琴子が訪れる。
「ししりばの家」特徴
「砂」の恐怖:じわじわと家や人間を侵食していく「砂」の描写が、生理的な嫌悪感と恐怖を誘います。比嘉姉妹シリーズ:シリーズお馴染みの霊能者・比嘉琴子が登場し、家に取り憑いた悍ましい怪異の正体へ迫ります
比嘉姉妹シリーズ
比嘉姉妹シリーズ第一弾「ぼぎわんが、来る」読書感想 ~あんなえらいもん呼ばな来ぉへんやろ~

比嘉姉妹シリーズ第二弾「ずうのめ人形」読書感想 ~人形が入っている気がして~

比嘉姉妹シリーズ第四弾「などらきの首」読書感想 ~生きていた頃もろくに脳を使っていなかったようだなお前ら~

比嘉姉妹シリーズ第五弾「ぜんしゅの跫」読書感想 ~忘れたはずの経験も悲惨な末路も全て克明に残酷に~

ししりばの家
| ししりばの家 KADOKAWA 2017年06月29日頃発売 1760円(税込) 夫の転勤先の東京で幼馴染の平岩と再会した果歩。しかし招かれた平岩家は、不気味な砂が散る家だった。怪異の存在を訴える果歩に異常はないと断言する平岩。はたして本当に、この家に「怪異」は存在するのかーー。 クリックにて楽天BOOKS商品ページへ |
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読書感想記録を始めたきっかけ
2021年コロナ禍の頃は、皆さんどうお過ごしでしたでしょうか。
私は元々SF、ミステリー、ホラー系の小説が好きでしたので、スマホで読書記録をメモしながら読み始めました。現在も時間があれば様々なジャンルの本を読んでいます。
皆さんのオススメの本があればぜひ教えて下さいね。
コロナ禍は終わりましたが、2026年10月09日(金)現在の皆さんの読書のヒントになれば幸いです。
2021年コロナ禍の頃から始めた自炊47都道府県B級グルメもぜひ読んでみて下さい。
Chillax Style Cooking | 自炊チラックススタイル
「チラックススタイル(Chillax Style:ちらっくすすたいる)」
英語の「Chill」と「Relax」を組み合わせた造語で「落ち着く・くつろぐ」を意味するChill(チル)と、緩めるを意味するRelax(リラックス)を掛け合わせた、気取らずにゆったりと過ごす快適なライフスタイルの事です。ファッションのみならず、日々の出来事、プログラミング、デザイン、グラフィック、資格、読書、料理、ガーデニング、居酒屋、立ち飲み、ネイチャー、旅行etc快適なライフスタイルを過ごす為の情報を東京吉祥寺から発信しています。
Chillax Style | チラックススタイル管理人 七祥 タケヤ(Takeya Nanasho)


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