「黒祠の島」読書感想 ~それを言葉にすることを身体が拒んだ~
2000年代の伝奇物として面白かったです、近代国家が存在を許さなかった邪教が伝わる閉鎖的な島(夜叉島)で磔にされた凄惨な遺体の正体は?…神領浅緋のその後が気になります…2026年2月時点ではまだ続編は出ていない様ですが。
解豸、馬頭夜叉ら魑魅魍魎の存在よりも陰鬱な村人が怖いです。
解豸とは
解豸の主な特徴・伝承
特徴: 額に1本の角を持つ(一角獣)。体は黒い毛で覆われ、獅子や牛、羊に似た姿で描かれる。
能力: 邪悪な者や道理に合わない者を角で突き倒す(時には突き殺す)という神判の力を持つ。
司法の象徴: 伝説の法官・皋陶(こうよう)が裁判に用いたとされる。
由来: 春秋時代の楚文王が角の付いた帽子(獬豸冠)を作らせ、漢代以降の監察官・法執行官の官服の文様として採用された。
別称: 獬豸(かいち)、解廌(かいち)、解豸(かいち)。
現代: 中国の最高人民法院の壁画や、現代の法曹関連の彫刻・ロゴなどにも正義のシンボルとして描かれている。
馬頭夜叉とは
馬頭夜叉は主に仏教における地獄の獄卒である「馬頭(めず)」
仏教の概念では、一般的に「牛頭馬頭(ごずめず)」として知られています。
外見と役割: 体は人間ですが、頭部が馬の姿(馬頭人身)をした鬼神です。地獄において亡者を責め苛む役割(獄卒)を担っています。
語源: サンスクリット語の「アシュヴァシールシャ(aśvaśīrṣa)」の漢訳です。
夜叉との関係: 「夜叉」はインド神話由来の鬼神で、仏教では仏法を守護する八部衆の一尊とされることもありますが、その醜く恐ろしい姿から地獄の鬼と混同、あるいは同一視されることがあります。

「黒祠の島」情報
小野不由美さんによる本格推理小説ですが、ホラー寄りでしょうか。
近代国家がその存在を許さなかった邪教が伝わる孤島・夜叉島を、主人公の調査員・式部剛が失踪した作家・葛木志保の行方を追って訪れます。
そこは、風車と風鈴に溢れ、よそ者に対して口を閉ざす閉鎖的な島でした。古い慣習や黒祠と呼ばれる弾圧された神社の歴史が絡み合う中で、猟奇的な殺人事件が発生します。
黒祠とは明治政府の政策により、全国の神社が統合・整理された際、その体系から外れ、弾圧を受けながらも密かに存続した小祠を指す作中の用語です。
山本小鉄子さん作画で漫画版もあるそうです。
読書感想記録を始めたきっかけ
2021年コロナ禍の頃は、皆さんどうお過ごしでしたでしょうか。
私は元々SF、ミステリー、ホラー系の小説が好きでしたので、スマホで読書記録をメモしながら読み始めました。現在も時間があれば様々なジャンルの本を読んでいます。
皆さんのオススメの本があればぜひ教えて下さいね。
コロナ禍は終わりましたが、2026年03月07日(土)現在の皆さんの読書のヒントになれば幸いです。
2021年コロナ禍の頃から始めた自炊47都道府県B級グルメもぜひ読んでみて下さい。
Chillax Style Cooking | 自炊チラックススタイル
Chillax Style | チラックススタイル管理人 七祥 タケヤ(Takeya Nanasho)


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