「海に消えた神々」読書感想 ~捏造事件そのものが捏造されたということになる~

「海に消えた神々」読書感想 ~捏造事件そのものが捏造されたということになる~ 伝奇ミステリー
「海に消えた神々」読書感想 ~捏造事件そのものが捏造されたということになる~

「海に消えた神々」読書感想 ~捏造事件そのものが捏造されたということになる~

神やオーパーツに関する言及は前作ほど無いですが…登場人物のイメージの変化していく様や、事件解決のピースが当てはまっていく感じがナイスでした。オーパーツ関連の本は子供の頃から夢中になって読んでいて、大学時代~20代頃によく御茶ノ水や中野の古本屋を探索していた事を思い出しました。アキサミヨー♪

今野敏さんは個人的に武道系の小説を読んでいたので神々シリーズの様な作品も出していて個人的には少し新鮮でした。

グラハム・ハンコック 意外と知らない話

グラハム・ハンコックは、1990年代にベストセラーとなった『神々の指紋』で「超古代文明」ブームを巻き起こした作家ですが、その活動の裏側には、単なるオカルト作家の枠に収まらない意外な側面がいくつもあります。

1. 元々はエリート経済記者だった
彼は最初から考古学の謎を追っていたわけではありません。かつてはイギリスの高級紙 「エコノミスト」 の東アフリカ特派員を務めていたバリバリのジャーナリストでした。その鋭い調査能力や取材力が、後に「失われた文明」を追う際の執拗なリサーチの基盤になっています。

2. 考古学界からは「宿敵」扱いされている
彼の説(1万2800年前の彗星衝突で高度な文明が滅びたという説など)は、主流派の考古学者からは「疑似科学(トンデモ学説)」として強く批判されています。

Netflix番組の物議: 彼のドキュメンタリー『太古からの啓示』が配信された際、アメリカ考古学協会は「考古学をおとしめる虚偽の主張だ」としてNetflixに抗議文を送るほどの事態になりました。
性格への攻撃: 主流派があまりに彼を「人種差別的だ」などと攻撃するため、逆に「まともな反論ができないから人格攻撃をしているのでは?」と擁護するファンも少なくありません。

3. 日本の「与那国海底地形」を世界に広めた立役者
日本において、沖縄の与那国島にある海底地形が「遺跡ではないか」と世界的に注目されるようになったのは、ハンコックが実際に潜水調査を行い、自身の著書や番組で大きく取り上げたことがきっかけの一つです。

4. 「人類は記憶喪失の種族」という哲学
彼は、人類が過去に何度も起きた地球規模の大災害によって、自分たちの本当の歴史を忘れてしまった「記憶喪失の種族」であると主張しています。単なる歴史ミステリーではなく、「過去を知ることで現代文明の愚かさに気づくべきだ」という強い警告のメッセージが彼の活動の根底にあります。

5. キアヌ・リーブスとの意外な交流
Netflixの新シリーズでは、あの俳優 キアヌ・リーブス がゲスト出演したり、ハンコックとの対談に応じたりしています。キアヌ自身も歴史の謎に強い関心を持っており、二人の交流はファンの間で話題になりました。


オーパーツ 意外と知らない話

「オーパーツ(Out-of-Place Artifacts)」は、その時代や場所にそぐわない高度な技術で作られた工芸品を指しますが、実は多くの有名エピソードには「意外な裏話」や「科学的な真相」が隠されています。
代表的なオーパーツの意外と知られていない事実をいくつか紹介します。

1. 水晶髑髏(クリスタル・スカル)
意外な話: 「工具の跡が一切ない」「原子レベルで精密」と言われてきましたが、1990年代以降の科学調査で、19世紀以降の研磨機(回転工具)の跡がはっきりと確認されました。
真相: その多くは、19世紀のドイツなどで作られた精巧な偽造品や工芸品であったことが判明しています。

2. 黄金スペースシャトル
意外な話: 古代コロンビアの黄金細工で、スペースシャトルやデルタ翼機にそっくりだと言われてきました。しかし、地元の考古学者の間では、「プレコ(ナマズの一種)」や「トビウオ」などの水棲生物をモチーフにしたものというのが通説です。
真相: 垂直尾翼に見える部分は、単に魚のヒレを装飾的に表現したものと考えられています。

3. アル・ナスラ巨石
意外な話: サウジアラビアにある、巨大な岩がレーザーで切ったかのように真っ二つになっているオーパーツです。「古代の超兵器」や「宇宙人の仕業」と噂されました。
真相: これは「凍結風作用」という自然現象によるものです。岩のわずかな亀裂に入った水が凍って膨らみ、何万年もかけて岩をパカッと割ったと考えられています。表面が滑らかなのも、砂漠の砂が風で吹き付けられ、天然の研磨剤になったためです。

4. アンティキティラ島の機械
意外な話: 「偽物」とされるオーパーツが多い中、これは「ガチ(本物)」です。紀元前100年頃の沈没船から見つかった、天体の動きを計算する歯車式のコンピュータです。
衝撃の事実: 歯車の精巧さは18世紀の時計職人の技術に匹敵しますが、なぜこの高度な技術がその後の歴史で1000年以上も途絶えてしまったのか、その理由は未だに大きな謎とされています。

5. 「オーパーツ」という言葉の生みの親
意外な話: そもそも「オーパーツ(OOPARTS)」は、アメリカの作家アイヴァン・サンダーソンが作った造語です。学術用語ではなく、SFやオカルトの文脈から広まった言葉であるため、正式な考古学用語としては「時代錯誤遺物」と呼ばれます。

ほかにも、「逆オーパーツ」と呼ばれる、「なぜその時代まで発明されなかったのか(もっと早く作れたはずなのに)」という不思議なアイテムも注目されています。


「海に消えた神々」読書感想 ~捏造事件そのものが捏造されたということになる~

「海に消えた神々」情報

「海に消えた神々」は、人気作家・今野敏によるミステリー小説です。探偵・石神達彦がオーパーツや古代の謎に挑む「石神達彦シリーズ」の第2弾として知られています。

作品の概要
著者: 今野敏
主な出版社: 双葉社(双葉文庫)
発売日: オリジナル版は2002年9月、新装版は2020年4月16日に発売されました。

あらすじ
一人の少年が探偵・石神のもとを訪れ、「自殺したとされる友達の父親(高名な大学教授)の死の真相を調べてほしい」と依頼するところから物語が始まります。
その死の背後には、沖縄の海底遺跡発掘に関する疑惑が隠されていました。遺跡は本物(偉業)か、それとも捏造か。沖縄を舞台に、ムー大陸伝説や超古代文明の謎が絡み合うスケールの大きなミステリーが展開されます。

特徴と見どころ
沖縄ミステリー: 舞台となる沖縄の風土や、ユタ(霊媒師)の血を引く登場人物など、沖縄特有の文化が物語に深みを与えています。
ロマンと謎解き: 「沖縄=ムー大陸の一部」という大胆な仮説を軸に、学術的な捏造問題や人間模様を描いています。
シリーズの流れ: 前作『神々の遺品』に続く作品で、今作ではよりミステリー(事件解決)としての側面が強まり、読みやすくなっていると評されています

「神々の遺品」読書感想 ~数字と星が神の正体なのです~


読書「海に消えた神々」でチラックススタイル📖

読書感想記録を始めたきっかけ

2021年コロナ禍の頃は、皆さんどうお過ごしでしたでしょうか。

私は元々SF、ミステリー、ホラー系の小説が好きでしたので、スマホで読書記録をメモしながら読み始めました。現在も時間があれば様々なジャンルの本を読んでいます。
皆さんのオススメの本があればぜひ教えて下さいね。

コロナ禍は終わりましたが、2026年06月12日(金)現在の皆さんの読書のヒントになれば幸いです。

2021年コロナ禍の頃から始めた自炊47都道府県B級グルメもぜひ読んでみて下さい。
Chillax Style Cooking | 自炊チラックススタイル

「チラックススタイル(Chillax Style:ちらっくすすたいる)」

英語の「Chill」と「Relax」を組み合わせた造語で「落ち着く・くつろぐ」を意味するChill(チル)と、緩めるを意味するRelax(リラックス)を掛け合わせた、気取らずにゆったりと過ごす快適なライフスタイルの事です。

ファッションのみならず、日々の出来事、プログラミング、デザイン、グラフィック、資格、読書、料理、ガーデニング、居酒屋、立ち飲み、ネイチャー、旅行etc快適なライフスタイルを過ごす為の情報を東京吉祥寺から発信しています。


Chillax Style | チラックススタイル管理人 七祥 タケヤ(Takeya Nanasho)

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