「あやし」読書感想 ~やっぱり、知らん顔しておくのがいいんじゃねぇかな~
怖さよりも江戸時代の人情モノといった感じで読みやすい短編集でサラリと読めました。見る人によって異なる姿を見せる鬼の話「安達家の鬼」、不老不死の妖を扱った「蜆塚」、辺りが面白かったです。「模倣犯」と「火車」「レベル7」辺りも面白そうですね。オススメがあれば教えて下さいね。
各短編の怖さ順番
2021年当時の読書メモに記載されていませんでした…
江戸時代の怪談 意外と知らない話
江戸時代の怪談平和な時代背景の中で庶民の娯楽として大流行しました。現代でも「日本三大怪談」や「本所七不思議」として親しまれている名作が多く、歌舞伎や落語の題材にもなっています。
日本三大怪談
江戸時代に成立し、現代でも広く知られる代表的な3つの怪談です。
四谷怪談:夫・伊右衛門に裏切られた妻・お岩が、非業の死を遂げて怨霊となり復讐を果たす物語。お岩が毒で顔が崩れるシーンが有名です。
番町(播州)皿屋敷:家宝の皿を割った(あるいは隠された)罪を着せられた侍女・お菊が、井戸に身を投げ、「一枚、二枚……」と皿を数える声が聞こえてくる物語。
牡丹燈籠:浪人・新三郎のもとへ、亡くなったはずの美女・お露が牡丹の燈籠を手にした下女を連れて毎夜現れる、悲劇的で耽美的な恋物語。
本所七不思議
江戸・本所(現在の墨田区周辺)を舞台とした怪異現象のまとめです。
置いてけ堀:堀で魚を釣って帰ろうとすると、水中から「置いていけ」という恐ろしい声が響く。
送り提灯:夜道を歩くと、誰もいないのに提灯の明かりがついてくる。
送り拍子木:夜道を歩くと、拍子木の音が追いかけてくる。
片葉の葦:隅田川沿いに生える葦の葉が、片側にしかつかない。
落葉なき椎:平戸藩松浦家上屋敷にある椎の木が、秋になっても一枚も葉を落とさない。
江戸の怪談文化
百物語:100本の蝋燭を立て、1話ごとに1本ずつ消していく怪談会。最後の1本を消すと本物の化け物が現れるという禁忌があり、あえて99話で止めることもありました。
甲子夜話:大名・松浦静山が記した随筆で、本所七不思議をはじめ、当時の多くの怪異や妖怪が記録されています。

「あやし」情報
江戸の町の不思議な話、人間の心の暗い淵を覗き込むような話から安らかな読後感の話etcの短編集で、「居眠り心中」「影牢」「布団部屋」「梅の雨降る」「安達家の鬼」「女の首」「時雨鬼」「灰神楽」「蜆塚」の9つの怪談モノです。
原作:宮部みゆきさん、作画:皇なつきさんで漫画化された「お江戸ふしぎ噺 あやし」も人気だそうです。
読書感想記録を始めたきっかけ
2021年コロナ禍の頃は、皆さんどうお過ごしでしたでしょうか。
私は元々SF、ミステリー、ホラー系の小説が好きでしたので、スマホで読書記録をメモしながら読み始めました。現在も時間があれば様々なジャンルの本を読んでいます。
皆さんのオススメの本があればぜひ教えて下さいね。
コロナ禍は終わりましたが、2026年03月07日(土)現在の皆さんの読書のヒントになれば幸いです。
2021年コロナ禍の頃から始めた自炊47都道府県B級グルメもぜひ読んでみて下さい。
Chillax Style Cooking | 自炊チラックススタイル
Chillax Style | チラックススタイル管理人 七祥 タケヤ(Takeya Nanasho)

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