「教団X」読書感想 ~お前は神の実体をみたことがあるか~
アメリカデイヴィッドグーディス賞受賞!感想はまずかなり18禁でした(笑)仏教、脳医学、哲学、物理学、宇宙理論、アフリカテロ、貧困問題等の様々な問題を書きながらも教団Xの指導者像が書ききれていない感じでした…
最初のこれは怪し過ぎると思われた教団の指導者はとても良い人でした♪
アメリカデイヴィッドグーディス賞 意外と知らない話
アメリカのデイヴィッド・グーディス賞(David L. Goodis Award)は、フィラデルフィア出身のノワール作家、デイヴィッド・グーディスの精神を継承する優れたノワール作品やその貢献者に贈られる賞です。
意外と知られていない、この賞や作家にまつわるエピソードをまとめました。
賞の成り立ちと「ノワールコン」
もともとは「グーディス・コン」だった
この賞を授与する「ノワールコン(NoirCon)」というコンベンションは、2007年にフィラデルフィアで「グーディス・コン(GoodisCon)」として始まりました。当初はグーディス個人の功績を称える集いでしたが、翌年から対象をノワール文学全般、映画、詩などに広げて現在の形になりました。
2年に一度の祭典
賞の授与は、2年ごとに開催されるノワールコンの期間中に行われます。
意外な受賞者とエピソード
日本人作家・中村文則の受賞
2014年、日本人作家の中村文則氏がこの賞を受賞しました。作品『掏摸(スリ)』などが、グーディスの描く「救済を求めながら世界の闇の淵に立つ主人公」というテーマと深く共鳴していると高く評価されました。
大御所作家も名を連ねる
過去には、ミステリ界の巨匠ローレンス・ブロック(2012年)なども受賞しています。
作家デイヴィッド・グーディスの奇妙な逸話
賞の冠となったグーディス自身も、非常に「ノワール」な人生を送った人物です。
「逃亡者」を訴えた男
グーディスは、有名なテレビドラマ『逃亡者』が自身の小説『潜行者(Dark Passage)』の盗作であるとして訴訟を起こしたことがあります。裁判は彼の死後まで続き、最終的に示談となりましたが、知的財産権の重要な判例として今も法曹界で知られています。
本国アメリカよりもフランスで先に再評価された
グーディスは生前、アメリカでは「駅売りの安っぽいペーパーバック作家」と見なされていましたが、フランスの映画監督たち(フランソワ・トリュフォーなど)に愛され、フランスでの評価が逆輸入される形でアメリカでもアイコン的な存在になりました。
驚異的な執筆スピード
駆け出しの頃は、複数の筆名を使い分け、1日に3,000~5,000ワードを書き上げるという驚異的なペースでパルプ・マガジンに寄稿していました。

「教団X」情報
「教団X」は、芥川賞作家である中村文則による長編小説です。2014年に単行本が刊行され、2016年の本屋大賞で第9位を受賞、累計18万部を超えるベストセラーとなりました。基本情報
著者: 中村文則
出版社: 集英社
ページ数: 単行本 約576ページ / 文庫版 約608ページ
ジャンル: 文学・ミステリー・社会派エンターテインメント
あらすじ
突然姿を消した恋人を探す主人公・楢崎透が、2つの対照的な宗教団体に辿り着くところから物語が始まります。
松尾の教団: 穏やかな老人・松尾正太郎を中心とする宗教団体。
教団X: 性の解放を謳い、カリスマ的指導者・沢渡が率いる謎のカルト教団。
物語は4人の男女の視点から描かれ、背後に潜む暴力、テロリズム、政治的な陰謀が絡み合いながら、国家を揺るがす事態へと発展していきます。
作品の特徴と評価
テーマ: 宗教、性、テロ、貧困、物理学、脳科学など多岐にわたるトピックが盛り込まれています。
反響: テレビ番組「アメトーーク!」の「読書芸人」企画で紹介され、大きな話題となりました。
他メディア展開: 銀河万丈(語り)や小堺翔太(主人公)などのキャストによるオーディオブック版も配信されています。
読書感想記録を始めたきっかけ
2021年コロナ禍の頃は、皆さんどうお過ごしでしたでしょうか。
私は元々SF、ミステリー、ホラー系の小説が好きでしたので、スマホで読書記録をメモしながら読み始めました。現在も時間があれば様々なジャンルの本を読んでいます。
皆さんのオススメの本があればぜひ教えて下さいね。
コロナ禍は終わりましたが、2026年06月12日(金)現在の皆さんの読書のヒントになれば幸いです。
2021年コロナ禍の頃から始めた自炊47都道府県B級グルメもぜひ読んでみて下さい。
Chillax Style Cooking | 自炊チラックススタイル
「チラックススタイル(Chillax Style:ちらっくすすたいる)」
英語の「Chill」と「Relax」を組み合わせた造語で「落ち着く・くつろぐ」を意味するChill(チル)と、緩めるを意味するRelax(リラックス)を掛け合わせた、気取らずにゆったりと過ごす快適なライフスタイルの事です。ファッションのみならず、日々の出来事、プログラミング、デザイン、グラフィック、資格、読書、料理、ガーデニング、居酒屋、立ち飲み、ネイチャー、旅行etc快適なライフスタイルを過ごす為の情報を東京吉祥寺から発信しています。
Chillax Style | チラックススタイル管理人 七祥 タケヤ(Takeya Nanasho)


コメント