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「ぼぎわんが、来る」読書感想 ~あんなえらいもん呼ばな来ぉへんやろ~

「ぼぎわんが、来る」読書感想 ~あんなえらいもん呼ばな来ぉへんやろ~ ホラー
「ぼぎわんが、来る」読書感想 ~あんなえらいもん呼ばな来ぉへんやろ~

「ぼぎわんが、来る」読書感想 ~あんなえらいもん呼ばな来ぉへんやろ~

綾辻行人さん・貴志祐介さん・宮部みゆきさん達が絶賛の第22回日本ホラー小説大賞受賞作!私好みの物語である比嘉姉妹シリーズ第一作。タイトルが既に怖いですよね…3つの視点から描かれていて、異なる視点では各人物像もまた違った面が発見されたり、また御守りの謎解きが秀逸でした。

民俗学やオカルトをモダンホラーに昇華した今作、「ずうのめ人形」、「ししりばの家」、「などらきの首」、「ぜんしゅの跫」も楽しみです♪

日本ホラー小説大賞 意外と知らない話

日本ホラー小説大賞(1994年~2018年)は、現在は「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」に統合されていますが、四半世紀の歴史の中で数々の逸話を生んできました。ファンでも「意外と知らない」かもしれない裏話や特徴をいくつか紹介します。
1. 第1回は「大賞なし」という波乱の幕開け
記念すべき第1回(1994年)は、なんと「大賞受賞作なし」という極めて厳しいスタートでした。この回で佳作に選ばれたのは、後に直木賞作家となる坂東眞砂子氏の『蟲』のみです。この「安売りしない」姿勢が、賞のブランド価値を高めることになりました。

2. 「2年に1度しか大賞が出ない」というジンクス
大賞の選考基準が非常に厳格だったため、初期から中期にかけては「大賞は2年に1度しか出ない」と言われるほど、受賞作なしの年が頻発しました。全25回の歴史の中で、大賞が選出されたのは14回のみです。

3. 選考委員に「遠藤周作」がいた
第1回の選考委員には、ホラーやミステリーの専門家である荒俣宏氏や高橋克彦氏に並んで、純文学の大家である遠藤周作氏が名を連ねていました。これは、単なる恐怖演出だけでなく、人間の深淵を描く「文学的クオリティ」も重視されていたことの表れといえます。

4. 短編賞から生まれた伝説の「玩具修理者」
長編部門に注目が集まりがちですが、第2回に新設された短編賞からは、小林泰三氏の『玩具修理者』という怪作が誕生しました。この作品は、死んだ弟を「直す」というあまりに独創的な設定で選考委員を驚かせ、今なおホラー小説の金字塔として語り継がれています。

5. 異例の「タイトル」たち
時折、ホラーとは思えないようなシュールなタイトルの作品が高い評価を受けることがありました。
『かにみそ』(倉狩聡):第20回優秀賞。タイトルは奇抜ですが、内容は意外にも友情物語としての側面を持つ作品です。
『鼻』(曽根圭介):第14回短編賞。人間の容貌に対する狂気を描いた、タイトルからは想像もつかない衝撃作です。

6. 実は「読者賞」が存在した
第18回(2011年)からは、一般読者の投票で選ばれる「読者賞」が新設されました。プロの選考委員とは異なる、より大衆的・エンタメ的な視点での評価が加わり、秋竹サラダ氏の『祭火小夜の後悔』のように、大賞と読者賞をダブル受賞する快挙も生まれました。


「ぼぎわんが、来る」読書感想 ~あんなえらいもん呼ばな来ぉへんやろ~

「ぼぎわんが、来る」情報

「ぼぎわんが、来る」は、澤村伊智さんによるホラー小説、およびそれを原作としたメディア展開作品です。

1. 原作小説

著者: 澤村伊智
受賞歴: 第22回日本ホラー小説大賞「大賞」を受賞
あらすじ: 幸せな家庭を築いたはずの田原秀樹のもとに、正体不明の怪異「ぼぎわん」が迫る。祖父の代から続く因縁や、人々の心の闇が絡み合うノンストップ・ホラーです。
特徴: 「比嘉姉妹シリーズ」の第1作目。3つの異なる視点から物語が構成されています。

2. 映画化作品『来る』

公開: 2018年12月7日
監督: 中島哲也(代表作:『告白』『渇き。』など)
キャスト: 岡田准一、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡ら豪華俳優陣が出演。
内容: 原作をベースにしつつ、映画独自のエネルギッシュな演出や解釈が加えられたエンターテインメント作品となっています。

3. コミカライズ

カドコミ(旧コミックウォーカー)などで漫画版も展開されており、視覚的にもその恐怖を体験できます。

4. 怪異「ぼぎわん」の正体と由来(※微ネタバレ)

名前の由来: 作中では、宣教師が伝えた「ブギーマン」が日本でなまったものと説明されています。
性質: 声や姿を偽って人をおびき寄せ、物理的に干渉してくる凶悪な怪異です。その背景には、村の因習や家庭内の歪みが深く関わっています。

比嘉姉妹シリーズ

比嘉姉妹シリーズ第二弾「ずうのめ人形」読書感想 ~人形が入っている気がして~

「ずうのめ人形」読書感想 ~人形が入っている気がして~
Chillax Style | チラックススタイル「ずうのめ人形」読書感想 ~人形が入っている気がして~ このシリーズは毎回お約束の様に訳の分からないタイトルがなんだかもう既に恐いです… 山本周五郎賞候補!比嘉姉妹シリーズ!作中作の都市伝説に比嘉姉妹が!? 澤村伊智さん+日本人形=恐怖でしかないですよね(笑)同じ日本人形が題材でも藤崎翔さんのコミカルな描写が多い「お梅は呪いたい」シリーズとは全く異なります(笑) ずうのめ人形の謎を作中作の比嘉姉妹は気付いていたが…絶対に解けないずうのめ人形の呪い!信じるか信じないかはあなた次第です♪

比嘉姉妹シリーズ第三弾「ししりばの家」読書感想 ~僕はおかしいあの家に入ざざざあああああああてからずっとおかしい~

「ししりばの家」読書感想 ~僕はおかしいあの家に入ざざざあああああああてからずっとおかしい~
Chillax Style | チラックススタイル「ししりばの家」読書感想 ~僕はおかしいあの家に入ざざざあああああああてからずっとおかしい~ またもや訳の分からないタイトルが怖い、比嘉姉妹シリーズ! 比嘉さんもおかしざざあああああああああ頭の中でざざざああああああああああああ… 文章も何だかヤバいです…私は砂に対してはクロコダイルや我愛羅で、かなり耐性高いです!とか思っていました…定番の幽霊屋敷モノですが、誰にでもあるであろう砂の舌触りの記憶がリアリティな恐さを倍増!!カタルシス場面は作中最強のキャラクターである比嘉琴子のピンチに、ピイイーと指笛が夜の住宅街を貫いて消えたシーン!!! ぼぎわんがキタ━━(☆∀☆)━━!!!いやいや、ぼぎわんVSししりばも見たいですが(笑) 作中のタイポグラフィクションは3ヶ所ですかね?

比嘉姉妹シリーズ第四弾「などらきの首」読書感想 ~生きていた頃もろくに脳を使っていなかったようだなお前ら~

「などらきの首」読書感想 ~生きていた頃もろくに脳を使っていなかったようだなお前ら~
Chillax Style | チラックススタイル「などらきの首」読書感想 ~生きていた頃もろくに脳を使っていなかったようだなお前ら~ 日本推理作家協会賞短編部門賞受賞作品。 本編の前日譚となる短編集で、比嘉姉妹や野崎、リホ等が登場しますが、いずれも伏線の回収が見事ですね。 私的には居酒屋脳髄談義が一番でした、ドグラ・マグラや荘子を引用した議論での理詰めから最期のセリフまで決まってましたね!何故か冴えている晴海が誰も知らない同僚の過去を議論で持ち出す辺りでギューンと面白さ度急上昇! しかし首を取り戻したなどらきは…新たなる怪異と惨劇の予感が♪

比嘉姉妹シリーズ第五弾「ぜんしゅの跫」読書感想 ~忘れたはずの経験も悲惨な末路も全て克明に残酷に~

「ぜんしゅの跫」読書感想 ~忘れたはずの経験も悲惨な末路も全て克明に残酷に~
Chillax Style | チラックススタイル「ぜんしゅの跫」読書感想 ~忘れたはずの経験も悲惨な末路も全て克明に残酷に~ 表題作のぜんしゅの跫をトリとした短編集! 今度は2体!?鏡が出てきただけで怖いのが澤村伊智作品… 鏡編での真琴の暗示とは? 赤い学生服の女子編で友人のピンチに夢の世界へ颯爽と現れたのは大人になった美晴!? 2015年ぼぎわんが、来るから始まった比嘉姉妹シリーズ2021年最新作まで読了!早く続編が読みたいですね♪

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読書「ぼぎわんが、来る」でチラックススタイル📖

読書感想記録を始めたきっかけ

2021年コロナ禍の頃は、皆さんどうお過ごしでしたでしょうか。

私は元々SF、ミステリー、ホラー系の小説が好きでしたので、スマホで読書記録をメモしながら読み始めました。現在も時間があれば様々なジャンルの本を読んでいます。
皆さんのオススメの本があればぜひ教えて下さいね。

コロナ禍は終わりましたが、2026年09月20日(日)現在の皆さんの読書のヒントになれば幸いです。

2021年コロナ禍の頃から始めた自炊47都道府県B級グルメもぜひ読んでみて下さい。
Chillax Style Cooking | 自炊チラックススタイル

「チラックススタイル(Chillax Style:ちらっくすすたいる)」

英語の「Chill」と「Relax」を組み合わせた造語で「落ち着く・くつろぐ」を意味するChill(チル)と、緩めるを意味するRelax(リラックス)を掛け合わせた、気取らずにゆったりと過ごす快適なライフスタイルの事です。

ファッションのみならず、日々の出来事、プログラミング、デザイン、グラフィック、資格、読書、料理、ガーデニング、居酒屋、立ち飲み、ネイチャー、旅行etc快適なライフスタイルを過ごす為の情報を東京吉祥寺から発信しています。


Chillax Style | チラックススタイル管理人 七祥 タケヤ(Takeya Nanasho)

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