「花と火の帝 下」読書感想 ~私には最早父など居りませぬ~

「花と火の帝 下」読書感想 ~私には最早父など居りませぬ~ 歴史
「花と火の帝 下」読書感想 ~私には最早父など居りませぬ~

「花と火の帝 下」読書感想 ~私には最早父など居りませぬ~

絶筆となった伝奇物下巻、紫衣事件や何百年振りかの中宮や女性天皇の誕生の裏側とは!?後水尾天皇、天皇の隠密、徳川秀忠の娘で後の東福門院徳川和子らと、2代将軍・徳川秀忠の江戸幕府との戦いである火の章で絶筆…寛永文化を開花させた花の章もぜひ読みたかったです…

徳川和子 意外と知らない話

徳川秀忠の娘であり、後水尾天皇の中宮(東福門院)となった徳川和子は、幕府と朝廷の架け橋として厳しい政略結婚のなかで生き抜いた人物ですが、その生涯には意外な側面やエピソードが残されています。
夫の後水尾天皇と同様に史実としてかなりの方だったという事が調査すると改めて分かります。

日本最古の「押絵」の作者?
意外にも趣味人であり、現存する日本最古の押絵(布の中に綿を入れて立体的に見せる技法)が東福門院和子の作であると伝えられています。

凄まじい浪費家・ファッションリーダー
京都の呉服商・雁金屋(かりがねや)に多くの注文を出し、非常に華美で贅沢な意匠の小袖を好み、当時のファッションリーダー的な存在でした。

「女系将軍」の母
娘の興子(おきこ)が明正天皇として即位したため、天皇の母(国母)として朝廷内で確固たる地位を築きました。徳川家から天皇を輩出するという、まさに幕府の悲願を達成しました。

後水尾天皇との緊迫した関係と和解
入内当初は、朝廷と幕府の対立(紫衣事件など)の板挟みになり、天皇との関係は非常に緊張していました。しかし、彼女は誠実に対応し、徐々に後水尾天皇からの信頼を勝ち取って、最終的には深い絆で結ばれるようになりました。

「紫衣事件」で朝廷の味方に?
幕府が朝廷の裁定を覆した「紫衣事件」において、幕府側(父・秀忠、兄・家光)と朝廷側の間で非常に板挟みになり、江戸側を批判する手紙を書いたという説もあるほど、朝廷の立場を理解しようと努めました。
政略結婚という冷たい状況からスタートしながら、自身の人間力と確実な財力、そして趣味の良さで、京都で独自の「東福門院文化」を築き上げた人物でした。


「花と火の帝 下」読書感想 ~私には最早父など居りませぬ~

「花と火の帝 下」情報

隆慶一郎の絶筆となった歴史伝奇小説。徳川幕府の圧力に抗う後水尾天皇と、彼を護る超人たち(岩介、猿飛佐助、霧隠才蔵ら)の死闘を描いた物語。紫衣事件や禁中並公家諸法度を背景に、呪詛返しを交えた壮大な伝奇大戦を描いた圧巻の完結編です。

2代将軍・徳川秀忠による朝廷への圧迫が厳しさを増す中、後水尾天皇は自身の力で幕府に対抗しようと決意。真田十勇士を含む「天皇の隠密」たちが呪禁師やシャムの呪者らと、水面下で呪詛の戦いを繰り広げる。


「花と火の帝 上」読書感想 ~途轍もない一生を送らはるわ~


読書「花と火の帝 下」でチラックススタイル📖

読書感想記録を始めたきっかけ

2021年コロナ禍の頃は、皆さんどうお過ごしでしたでしょうか。

私は元々SF、ミステリー、ホラー系の小説が好きでしたので、スマホで読書記録をメモしながら読み始めました。現在も時間があれば様々なジャンルの本を読んでいます。
皆さんのオススメの本があればぜひ教えて下さいね。

コロナ禍は終わりましたが、2026年03月07日(土)現在の皆さんの読書のヒントになれば幸いです。

2021年コロナ禍の頃から始めた自炊47都道府県B級グルメもぜひ読んでみて下さい。
Chillax Style Cooking | 自炊チラックススタイル


Chillax Style | チラックススタイル管理人 七祥 タケヤ(Takeya Nanasho)

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