「吉原御免状」読書感想 ~主さんに…惚れんした~

「吉原御免状」読書感想 ~主さんに…惚れんした~ 歴史
「吉原御免状」読書感想 ~主さんに…惚れんした~

「吉原御免状」読書感想 ~主さんに…惚れんした~

一夢庵風流記(漫画「花の慶次~雲のかなたに~」原作)で有名な作者のデビュー作。武蔵の弟子と裏柳生が神君御免状を巡って争うのはアノ吉原?「主さんに…惚れんした」裏柳生勝山太夫の残酷な最期に涙…

明暦の大火(振袖火事)等の史実を交えつつ吉原成立の秘話、徳川家康影武者説等を織り交ぜた剣豪モノです。

吉原はタケちゃんマンの歌詞に出てくる位に有名な地名なのですが、実は東京に住んでいてもはっきりと場所が分からない場所の一つで、浅草や鶯谷から近い事までしか分かりません。行った事はありますが(どんな感じの場所か勉強程度に)。

吉原 意外と知らない話

Yoshiwara Yukaku Red-Light District
江戸幕府公認の遊郭として知られる「吉原」には、華やかなイメージの裏に意外な事実や独特の文化が数多く隠されています。

1. 驚きの火災頻度
吉原は「火事の多い場所」としても有名でした。江戸時代を通じて、全焼するほどの大火が約11年に1回のペース(計18回)で発生していました。
関東大震災の悲劇: 1923年の震災時には、猛火から逃れようとした遊女ら約600人が吉原内の「弁天池」に飛び込み、亡くなったという凄惨な記録も残っています。

2. 花魁(おいらん)の意外な実態
最高ランクの遊女である花魁には、厳しい序列や多額の費用が必要でした。
遊ぶための莫大な費用: 花魁と一晩過ごすには、現代の価値に換算して約20万~30万円ほどかかったと言われています。
デビューは10代後半: 7~8歳から「禿(かむろ)」として見習いを始め、16~18歳頃に「水揚げ(初披露)」を経て正式な遊女となりました。
拒否権があった?: 意外にも、トップランクの遊女には「客を拒否する権利」があったという説もあります。

3. 吉原七不思議
吉原には「吉原七不思議」と呼ばれる、場所や習慣にちなんだ独特の言い伝え(駄洒落や皮肉を交えたもの)があります。
「茶屋にありながらお茶を挽く」: 「お茶を挽く」とは客がつかない暇な状態を指しますが、お茶を扱う茶屋でそれが行われる皮肉を指します。
「お歯黒どぶ」: 遊郭の周囲を囲っていた堀のことで、逃亡防止の役割を果たしていました。

4. 流行の発信地としての側面
単なる性風俗の場ではなく、江戸の最新トレンドが生まれる文化拠点でもありました。
ファッションと教養: 花魁は書道、茶道、和歌などの教養を身につけた「アイドルのような存在」でもあり、彼女たちの着こなしが江戸中の女性の憧れとなりました。
犯罪捜査の効率化: 幕府が遊郭を公認した背景には、遊女屋を一箇所に集めることで治安を維持し、犯罪者の潜伏を防ぐという実利的な目的もありました。


「吉原御免状」読書感想 ~主さんに…惚れんした~

「吉原御免状」情報

隆慶一郎による伝奇時代小説。宮本武蔵に育てられた青年剣士・松永誠一郎が、徳川家康が吉原遊廓に与えたとされる「神君御免状」の謎を巡り、江戸吉原を舞台に裏柳生の忍者たちと死闘を繰り広げる物語です。

劇団☆新感線の「いのうえ歌舞伎」シリーズとして、2005年に舞台化されたそうです。


読書「吉原御免状」でチラックススタイル📖

読書感想記録を始めたきっかけ

2021年コロナ禍の頃は、皆さんどうお過ごしでしたでしょうか。

私は元々SF、ミステリー、ホラー系の小説が好きでしたので、スマホで読書記録をメモしながら読み始めました。現在も時間があれば様々なジャンルの本を読んでいます。
皆さんのオススメの本があればぜひ教えて下さいね。

コロナ禍は終わりましたが、2026年03月06日(金)現在の皆さんの読書のヒントになれば幸いです。

2021年コロナ禍の頃から始めた自炊47都道府県B級グルメもぜひ読んでみて下さい。
Chillax Style Cooking | 自炊チラックススタイル


Chillax Style | チラックススタイル管理人 七祥 タケヤ(Takeya Nanasho)

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